ニューヨーク在住のインテリアデザイナーしだ ひろこがコラムを毎月掲載します。
今回は水回りについて。
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| バスルームにプラントを置き、ポプリ、キャンドルや天然のスポンジを飾り、タオルもかごにたっぷりと入れておくなどいながらにして楽しむSpa の雰囲気つくりに気配りがされています。 |
日本を離れて久しくなります。日々の生活で一番懐かしいのが肩までゆっくり浸かれるお風呂と温泉です。うれしいことにアメリカでこのごろ温泉ならぬSpaがはやっています。日頃のストレスを離れてSpa でのんびり、現代病の特効薬なのでしょうか。
このSpa 感覚を「我家で味わおう」と最近の住宅のバスルームが贅沢になってきています。主寝室 (Master bedroom) のMaster Bathroom には従来のバスルームの感覚を離れて、部屋と言える広さの空間が確保されています。
シャワー好きのアメリカ人もやはりのんびりとしたい時は大きなジャクージでリラックス。スカイライトごしに星を眺め、そして天井や壁に埋め込まれたスピーカーから流れるBGMを聴きながらのバスタイムを楽しみます。照明をしぼってバスルームのあちらこちらに置かれたキャンドルに火をともします。 バス用品は驚くほど豊富です。ラベンダー、バニラ、ココナツなどの香りをそろえた入浴剤、ローションやキャンドルを楽しめるのはうれしく贅沢です。
お湯に浸かりゆったりとしたところでタオルに手をのばせば、電気タオル掛で温められ、ほかほかです。石張りの床も床暖で暖められ、ひんやりすることなくシャワー室へ。シャワー室も従来ホテルで見られたようなバスタブにたって浴びるシャワーとは大違い、ガラスの仕切りで囲まれた独立した空間です。
洗面台はペデスタル型と呼ばれるレトロな独立型がリバイバルです。一方、埋め込み型の洗面台はアンティークのチェストの様な家具調の台に埋め込むスタイルが流行です。このような洗面台の前にかけられる鏡は絵画のようにリッチなフレームをまわします。
(インテリアデザイナー しだ ひろこ)