世界の街の2x4住宅5 「アメリカコネチカット州リッジフィールドの住宅」

リッジフィールドはアンティークハウスの宝庫

コネチカット州リッジフィールドは州こそちがいますがマンハッタンから車で約一時間の通勤圏にあります。このところの不動産バブルでますます家の値段が跳ね上がっている地域ですが古くから人気の町です。歴史は長くリッジフィールドの町が出来たのは1709年と言われています。1709年といえばまだアメリカ独立前です。ここリッジフィールドも独立戦争では「リッジフィールドの戦い」でイギリス軍との戦場となりました。今ではニューイングランドらしい町並みを残した美しい街として有名です。街の中心がメインストリート。一端にある噴水からわずか一キロ半程の並木道はアンティークハウスの宝庫です。

今は博物館になっているキイラータバーン。1700年代の家具や生活用品を見る事が出来ます。屋根の手すりはメイン州などの海沿いの建築によくある形でウイドーズウォークと呼ばれるもので、海から帰らない夫を待つ妻が屋根から海を眺めると言う哀しい言い伝えがあります。
この通りで一番有名な建物がこのキイラー・タバーン。今では博物館になって18世紀の衣装をまとったボランティアが当時の生活の様子を説明してくれます。 1769年にティモシー・キイラーがこの家を買い取り増築や改築を重ね、居酒屋、旅籠、ニューヨーク、ボストン間の駅馬車の停車場として1907年まで代々キイラー一族が所有していました。その後有名建築家カス・ギルバートが買い取り個人邸として使われていました。

ヴィクトリアン建築の派手な配色の家です。ベースの色をおとなしいグレーでおさえてアクセントにピンクとトルコ石のブルーが楽しく使われています。ポーチの手すりの装飾が印象的です。
メインストリートの家の多くはヴィクトリアンと言われるスタイルです。ヴィクトリアンといえばロマンチック、装飾過剰の代名詞のようにいわれるスタイルです。多くの家は家の前に大きなポーチがあり、そこに籐の椅子や天井から吊ったブランコのような椅子が置かれます。このポーチの天井のほとんどが淡い空色に塗られている事に気が付きました。この色がなんともいえない味わいです。

玄関前の広いポーチがヴィクトリアン建築らしい家です。うろこ模様のサイディング、円形の塔と、まるで積み木で遊びながら造ったような楽しい家です。
長い歴史を持った町だけにそこに家を持っている人たちは、家の歴史を誇りに思っています。建築年とその歴史が書かれたサインのある家も少なくありません。1713年などと描かれているものを見た後に1859年とあるのを観るとつい、まだ新しいと思ってしまいますが、この気候の厳しい土地で木造の家が150年近く立派に健在なのには感心してしまいます。又、その間に上下水道、電気、電話、セントラルヒーティングなどの設備が次々と付け加えられてきたその柔軟性にも脱帽で、これらの家を守ってきた人たちの家への思い入れが感じられます。

(ニューヨーク在住 しだ ひろこ)

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