ニューヨーク ―― ノースセイラムのキッチンツアー
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| バトラーズパントリーのバーシンクのある面にはグラス類が収納されています。金色の水栓金物が似合っています。 |
キッチンからダイニングルームに続く広い廊下はバトラーズパントリー。現在のキッチンの三分の一ほどのこのスペースは改装前にキッチンのあったところだそうです。ダイニングルームからのぞいても違和感がないようにキャビネット類がマホガニー色で家具調に仕上げられています。キッチンと同じ形の扉を使いながらも素材を変えることでがらっとイメージを変えています。食堂に隣接しておかれたバトラーズパントリーはもとは豪邸で地下が台所だったころにダムウエーターでお料理を運び上げ、バトラー(執事)が配膳する部屋でした。飲み物の用意もここでします。シンクと簡単に食べ物を温める設備があり、あとは食器や銀器を洗って収納する食器収納場所でもありました。
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| バーシンクのある面の反対側は主に食器の収納に使われています。 |
以前にツアーで訪れたリンドハーストというハドソン川に面したの由緒ある邸宅でも食堂の隣にバトラーズパントリーがあったのを思い出します。バトラーズパントリーから階段を下りていくと途中に執事の個室があり、階段を下りきったところに台所がありました。その台所に入ったところに石で出来た流しがありました。流しにしては妙に低いと思いましたら案内してくださった方の説明ではこの家が使われていた二十世紀の始めのころは皿洗いには村の12才ぐらいの女の子が雇われていたとのこと、その年頃の子供の背丈にあわせて流しが作られていたのです。
(インテリアデザイナー しだ ひろこ)