ニューヨーク ―― クイーンズ地区、キューガーデンズ ハーフティンバースタイルの家
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| 角地に建つ大きなハーフティンバースタイルの家は庭も広く田園風景を思わせる |
2ヶ月間のアメリカの旅で印象に残った2×4住宅を取材しました。広大な国ゆえ、気候風土が異なり地域によってスタイルが違うことが見所です。この取材を通じて、アメリカ人の家に対する考え方や、彼らの「家族と共に過ごす時間を大切にする気持ち」に触れることができました。
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| レモンイエローの塗壁とブラウンの柱のデザインが美しい瀟洒な家 |
クイーンズ地区、キューガーデンズはマンハッタンから地下鉄で30分の距離にあり国際空港まで車で10分のため、空港関係者が多く住む街です。1909年のリッチモンドヒル・ゴルフクラブ閉鎖と同時に高級住宅地へと変わっていったため、曲がりくねった道はゴルフコースの面影を残しています。近くには広大な公園があり、りすが玄関先までやって来ます。静かな通りには1920〜30年代の家が多く、同年を過ごした樹齢の並木が歩道に木漏れ日を落し、手入れの行き届いた庭と家は日当たりが良く快適そうです。
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| アメリカでは家族で過ごすビッグイベント、サンクスギビングデイの飾りをドアや玄関先で良く見かける |
車社会の国ですが、住宅地は100%人優先、とても安全で静かです。この地域はイギリスの田園地方のような雰囲気を持っていると言われているように、漆喰と柱の色の対比が美しいハーフティンバー風の家が多く見られます。
ニューヨークで成功した中国人系ご主人は角地に建つハーフティンバースタイルの大きな家を手に入れました。週末の庭の手入れはご主人の役目で、秋の落ち葉集めは大きな袋が3〜4個も出来上がるそうです。
1階はレンガ貼り、2階はハーフティンバー、イギリスからの移民によって伝えられたこのスタイルは、厳しい北米の自然環境に合うようこなれてきました。2×4との組み合わせにより耐久性、断熱性が良く、室内に広い空間があることを特に気に入っているそうです。
文:冨岡真美 Photo by Mackey