NYインテリアコラム21 パティオでおもてなし

キッチンからリビングまで屋外に出て過ごす夏

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先月ご紹介したデザイナーショーケースのパティオ 一見藤のように見えるこのソファーセットも人工の藤です お花の植え込みが素敵です
アメリカの夏は五月の最終月曜日のメモリアルデーから始まり、九月の最初の月曜日のレイバーデーで終わりと言われています。レイバーデーを過ぎるころにはふしぎと風に冷たさが感じられ長かった夏休みも終わり学校の新学年度が始まります。

メモリアルデーは海開き、プール開きののりです。友人を招いてバーベキューをするのが恒例です。夏の締めくくりのレイバーデーも同じくバーべキューで打ち上げです。アメリカの「南部」の人たちに言わせれば、このあたりの「北部」の「ヤンキィー」は何でも炭で焼けばBBQ(バーべキュー)だと思っているとけなします。彼らによればBBQとは大きな肉の塊を漬け汁やスパイスでマリネして低温で5時間以上もかけて焼き上げる物だそうです。ハンバーガーやステーキを炭火で焼くのは「グリル」といい、BBQといっしょにしてはいけないそうです。なんと呼ぶにしろBBQ/グリルはおいしく、手軽で夏のおもてなし料理の王様です。

BBQは炭火(と言っても豆炭のような物ですが)の人気が根強いですが、手軽さではプロパンの人気も負けていません。このグリルとよばれるものも、巾 40cmほどの手軽な移動出来る物から、焼く面が巾1m以上ありプロパンではなく直接都市ガスにつなぎこむ固定型の物まであります。この手のグリルになるとお値段も$10,000以上になります。焼くグリル面の他にお鍋をかけられるコンロが1つ2つあり、ロテサリーとよばれるゆっくりと鶏をまわしながら丸焼きにする電動の大型の串がついています。本格的なものになると固定型の大型グリルに並べて冷蔵庫、流しからバーまで付いてまるで二つ目の台所を屋外につくる感覚です。

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マーケットアンブレラがおかれたダイニングコーナー ファミリールームに入るところにカーテンがかけられています
さて、お料理が出来上がれば食べるところが必要です。テーブル、椅子、ソファー類はスタイルはもちろん最近は素材も充実しています。新しい素材が色々と開発され、雨にも強い陽射しにもかびにも強い藤や鋳物を思わせるスタイルがあります。クッションも屋内でつかわれるのに遜色ないものが出回っています。パラソルはマーケットアンブレラと呼ばれる傘の内側に照明がついた物があります。ここ数年は屋外用のカーペットまで売られています。リビング/ダイニングルームをそっくり屋外に出した感覚です。後はしゃれたプランターに花を飾り、屋外の夏の生活空間は出来上がりです。これらの家具が揃ったサイトwww.smithandhawken.comの品揃えは一見の価値があると思います。

(ニューヨーク在住 しだ ひろこ)

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