ニューヘヴン ―― ゴージャスな大邸宅が並ぶ夢の世界
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| 道路からなだらかに登ったところに神殿のようにそびえる邸宅 現在はイェール大学の国際金融センター |
コネチカット州ニューヘヴンにあるイェール大学の希少本図書館を訪ねました。建物は外壁四面に薄い大理石が張られ、外光が薄い石を通して内部に差し込む構造になっています。中に入ると、光と色が脳の深部に到達し、日常から異次元の世界に誘い込みます。この図書館で働く日本人女性から、プライベートハウスが並ぶ素敵な並木道があると聞き、広いキャンパスの南端の静かなヒルハウスアヴェニューを散策しました。
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| 赤い壁、高い天井、モールディングがシャンデリアに照らされゴージャスな廊下 |
中でも19世紀中頃に建てられたギリシャスタイルの大邸宅は1999年に修復され、大学のオフィスとして大切に使われています。構造は枠組み壁工法、エントランスの大胆なイオニア式の柱は木造です。暖炉のある部屋で仕事中の女性が快く案内して下さいました。
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| オリジナルに近いクラシックなインテリアの中に最新設備が置かれ、国際金融経済学の研究がされている |
邸宅提供者の希望によりプランのレイアウト、ステンドグラス、精巧なモールディングなどを出来る限り当時のまま残して修復されました。空調、通信の最新設備を古い建物の地下と屋根裏に設置する事には苦労したそうですが、その甲斐あって、華麗によみがえった邸宅の壁面は部屋ごとにクラシックな色に塗られ、吹抜け階段にはドレスアップした貴婦人が似合いそうです。廊下の壁面にはサザビーのオークションで手に入れたというコレクションが飾られていました。
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| 常緑のつげは幾何学模様に刈り込まれ、プライベートガーデンは可愛らしい雰囲気 |
ダイナミックなエントランスと反対にプライベートガーデンはフランス式庭園です。バルコニーで過ごすのが気持ち良さそうですね。どこの場所も映画のワンシーンに出てきそうな雰囲気を演出し、ゴージャスな気分にさせてくれる邸宅です。
イェール大学の希少本図書館
文:冨岡真美 Photo by Mackey