親からの援助、どう受ける?
一戸建てを建築する場合には、比較的自己資金が多く必要になります(詳細は【購入予算の考え方(3)】参照)。自己資金が多ければ、その後の住宅ローン返済も楽になり、多いに越したことはないのですが、十分な自己資金を貯めるのも至難の業。
そんな場合には、可能であれば、両親のすねをかじることも、積極的に考えてみてはいかがでしょうか?満足する住宅を取得し、その後、無理のない家計のもと、幸せに暮らすのも親孝行の一つではないかと思います。
さて、両親から資金的な援助を受ける場合には、税務上の注意が必要です。親子間といえども、安易な金銭の受け渡しは禁物。何も知らないで受け取ってしまうと、多大な贈与税の対象となってしまいます。
●贈与税の仕組み
個人から現金や不動産などの財産を、無償でもらった場合には贈与税がかかります。ただし、贈与税は一人の人が1月1日から12月31日までの1年間にもらった財産の合計額から、基礎控除額の110万円を差し引いた残りの額に対してかかります。ですので、1年間にもらった合計額が110万円以下なら贈与税はかからず、贈与税の申告も不要です。
110万円以上になった場合には、次のような税金がかかります。
<例>1年間に500万円を贈与してもらった場合
(500万円−110万円)×20%−25万円=53万円
| 基礎控除後の 課税価格 |
税率 | 控除額 |
|---|---|---|
| 200万円以下 | 10% | − |
| 300万円以下 | 15% | 10万円 |
| 400万円以下 | 20% | 25万円 |
| 600万円以下 | 30% | 65万円 |
| 1,000万円以下 | 40% | 125万円 |
| 1,000万円超 | 50% | 225万円 |