NYインテリアコラム27 コンサインメントショップ

宝探しのスリルも加わって楽しいコンサインメントショップのショッピング

クリスマスが過ぎるとマンハッタンのコンサインメントショップに毛皮のコートが出回ると本当かどうかはわからない話を聞いたことがあります。クリスマスに新しい毛皮のコートをプレゼントされたマダム達が古い毛皮のコートをコンサインメントショップに預けるのです。ブランド物の洋服を扱っているコンサインメントショップを見て気が付いたのは小さなサイズの品ぞろいが豊富だと言うことです。人口の六割以上の人が肥満と言われているこの頃のアメリカ、デザイナー物を着る人達は細い人が多いと言うことでしょうか。

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お店に一歩踏み入れるとところ狭しと商品が並んでいます
手前のダイニングチェアはなかなか素敵です
洋服ばかりでなくインテリア用品のコンサインメントショップもよく見かけます。部屋のインテリアを一新したり、代がかわってもらい手のない家具、じゅうたん、油絵、照明器具、鏡からクッション、置物、食器にいたるまでありとあらゆる物が預けられています。不思議なことにインテリアのコンサインメントショップに必ずと言っていいほど並んでいるのが宝石、アクセサリーです。品物が売れた場合は預けた売主に何割かが渡されます。それに比べてスリフトショップといわれるお店は人から寄付された物を売っています。売上も教会やチャリティーに寄付されます。

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天井から吊るされた数々のシャンデリア
右側手前のショーケースにアクセサリーが並んでいます
品揃えから言えばコンサインメントショップはスリフトショップと比べ高級品があります。やかましいコンサインメントショップではお店の品格(?)にふさわしいと認められた物だけがおかれ、何でも預かってくれるわけではないそうです。マンハッタンの骨董商が私の住むこのあたりの田舎のコンサインメントショップに掘り出し物を求めてやってくると聞きました。マンハッタンの骨董品店に並んだ時にはもとの数倍の値段がついているのでしょう。


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まるで家具のショールームのような店内です
ソファーに置かれているクッションも皆売り物です
わたしが結婚した時にそろえたディナーセットは今は製造中止になってしまい買い足すことが出来ません。製造中止になった食器ばかりを取り扱うお店はありますが、買った時の値段と比べると当時の一人前の値段でお皿が一枚ぐらいしか買えません。隣町のリッジフィールドのコンサインメントショップに陶器の置物などと一緒に店の片隅にわたしの持っているディナー皿と同じ物がぽつんと一枚置いてあるのです。値段も驚くほどではなく喜んで買って帰りました。こういう思いがけない出会いがあるので病み付きになります。先日も九谷焼きの向付けが一つだけこれもやはり売り物の小さなテーブルの上においてありました。もしかしてこれはうんと高価な物ではないかと思いましたが、勉強不足で買う勇気が出ませんでした。このスリルもコンサインメントショップでのショッピングの魅力の一つかもしれません。

(ニューヨーク在住 しだ ひろこ)

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