【庭について考える12ヶ月】 7月 ― 夏休み、水遣りは…

旅行などで留守になりがちな夏休み。帰宅時にがっかりしないための、水遣りのヒント。

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(C) NaokiUehara






  朝のうちにたっぷりと

  水遣りをします

  花の綺麗な街

  乾燥した夏の日が続く

  カナダ、ビクトリアシティにて

  7月










梅雨が終わると、いよいよ夏休み。旅行の予定はどうしようかと練る頃です。
都会の方は、お盆休みで帰郷する方も多いでしょう。
庭を見ると、春からの花はほとんど終わり、一面の緑。
何かを植えたいけれど、休みはあるしどうしようと言うところです。
地植えの庭ならそれほど気になりませんが、プランターや鉢植えではほとんどあきらめてそのままかもしれません。
でも暑さと乾燥に強い植物ならば今から植えても大丈夫。
秋遅くまで咲き続けるものもあります。

留守の多い私が今まで育てた中で生き残ったものは、
ポーチュラカ・ゼラニウム・ローズマリーなど。特にポーチュラカはお勧めです。
セロジネの様なランも案外枯れずに残っています。
地中海やアフリカ原産が多いシクラメン・スイセン・小球根の花は意外と夏に枯れて休んでしまいます。
アロエなどの多肉植物も乾燥に強いので、ハートカズラを吊り鉢にしています。
これは葉も綺麗なので一年中楽しめる植物です。

水切れに注意したいのは、ニチニチソウやアサガオ、インパチェンスなどの一年草やバラなど。特にミニバラは一度水を切らすと枯れてしまいます。
留守中の水遣りをどうするかが毎年の悩みです。2、3日ならば鉢ごとバケツに入れたり、ペットボトルの先にキャップを付けて徐々にしみていく器具をつければ大丈夫。
3日以上の留守ならば自動灌水器がお勧めです。細いチューブが付いていて時間を決めれば毎日水が出て、チューブの数も増やせますから鉢が多くてもなんとかなります。
観葉植物もベランダで一緒にしておけば良いでしょう。

外ならば近所の花好きな方と交代で水を撒く手もあります。
この際、これを機会に近所と交流を深めてはいかがでしょう。
空き巣に入られないように、防犯にも役立つのではないでしょうか。

安心して良いご旅行を。



植原 直樹 ―― ガーデン・フォトグラファー、写真家



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