メーカーと工務店を経験した営業マンによる後悔しない家づくりのポイント
安心して納得できる家づくりには3つのポイントがある。
施工会社、営業マン、施主である。そしてこの中で最も大きな役割をになうのが営業マンといえる。
なにしろ営業マンの動き一つで、あなたの満足度もスタッフの姿勢も現場の緊張感も全てが変ってしまう。だから、家づくりで満足と納得を得た施主は皆口にする。「営業マンのお陰」と。
竣工後にはじめて、家づくり全体を通しての営業マンの役割の大きさを誰もが思い知ることとなるのだ。
そこで目の前の営業マンが安心できるかどうか知るための方法を一つ紹介する。
その営業マンが契約から竣工まで担当した施主宅の案内をお願いすること。全国一斉見学会や他の営業マンの担当物件では意味はない、何故なら完成後の姿よりその永い工程、様々なプロセスを経た上で、営業マンを信頼し建築された家とその家族の姿を知ることが大事だからだ。
それにより、この会社、この営業を選んで建てた時の自分の将来の姿を想像できる。
ここで大事なのは、最低3件の見学を申し出ること。満足した家づくりが出来た施主は皆営業マンに感謝しているから、見学の申し出を断る人は少ない。
もし3件程度の案内も難しいということであれば、施主との関係が希薄か、感謝されてないという証拠。敷地調査やプラン作成の前に営業マンが口にする「任せてください」の結果を先に見せてもらうことをお勧めする。
そしてもう一つ大事なこと。力のある営業マンと出会っても、何事においてもあなたを優先したいと思ってくれなければ意味はない。
施主は各社営業マンを評価し批評する。同じように営業マンも施主を観察していることを忘れてはいけない。
その結果次第で営業マンの動きに格段の差がでてしまうもの。
そもそも営業マンは、「平均点程度の仕事はしておかなければ」という思いはある。それ以上もそれ以下もない。しかし、この人ならと思わせる施主と出会うと、自然と “それ以上の動き” となる。
それは目の前の施主に、「営業マンとして、人として、認められたい、気に入られたい」という思いが強くなるからだ。そして、この思いは営業マンの実力に比例しているともいえる。そう思わせる施主、それは “礼節をわきまえる人” である。 “それ以上”を心がけて貰うことが、安心、納得の家づくりにつながる。
施主として十分気をつけたいところだ。
鈴木 宏行