【家づくり講座 (5)】 工法の特徴 −コンクリート住宅について−

圧縮に強く引っ張り強度の低いコンクリートを、引っ張り強度の高い鉄筋で補強した構造が鉄筋コンクリート造とよばれるものです。(RC造)
中高層建築の場合は、現場で鉄筋を組み、型枠をはめてコンクリートを流し込んで構造躯体を造りますが、一般住宅の多くは、事前に工場で造られた鉄筋コンクリートのパネルを現場で組み立てる物件が割合としては多いです。(PC板と呼ばれます)
PC板は管理された工場で事前に造られるので、現場打ちコンクリートと比べると品質が安定していると言われています。

次にコンクリート住宅の特徴を紹介しますと耐久性、遮音性、耐火性で、その性能は他工法を大きく上回ります。
またデザイン性については、曲線も凹凸も自由自在で、高い品質はそのままで求める形を具体化出来る唯一の工法とも言えます。

 ではRC造の短所としてはどんなところがあるでしょうか
1 建物自体の重量があるので、地盤にそれなりの強度が必要
  → 地盤改良工事に費用がかさむ可能性がある
2 建築費が他工法と比較すると割高である
3 現場施工の場合、施工の良し悪しに品質が大きく左右される
4 他工法と比較すると工期が長い
5 木造と違ってリフォーム工事でも大掛かりになってしまう。
6 いざ解体(建替え)の場合、解体費用が一般木造の倍以上掛かってしまう

 既にRC造で建てられた方との話で意外と多いのは、「40年、50年持つからと
選んだ構造ではあるが、実際は生活スタイルも変わるし世代も変わる。可変するにも思った以上のコストが掛かる。こんなことなら安い木造で良かった」
20年、30年先を見通すことは難しいことだが、RC造を検討する方はそんな声
もあることを理解しておきたいところです。
RC造 お勧め住宅
・中高層建築
・医院・店舗併用
・デザイン住宅
・構造そのものに耐久性求める方

 次回は人が感じる快適性に付いてお伝えします。


(株)ウィン・セールスコンサルティング 鈴木 宏行

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