各工法によってそれほど性能に差がないことは既にお伝えしました。
では建築先を検討するのに何を比較すればよいのでしょう。
もちろん提示されたコストは大きなポイントです。
しかし、そこだけに目を奪われてしまうと、なかなか満足した家づくりにはつながりません。
施主が求めるサービスにもスタッフの質にもコストは付いてまわるのですから。
具体的に比較したい項目をあげてみましょう。
・社員教育や研修
・協力業者への教育体制
・施工現場のパトロール体制
・社内検査体制
・社内管理体制
・商品開発
・アフター体制
・帳票類の管理体制
・お客様相談室の体制
様々な問題は、カタログに書いてある通り、営業マンが口にする通り出来ていないことに端を発しています。ですから営業トーク通りに現場が対応できる体制になっているかどうかを確認することが必要ということです。
極端な話をすれば家を造ることなど、窓口一人居れば出来てしまうものです。
建築士を手配し、工務店を探せばどこでも家は建つ、それくらいのことなのです。
だから、中小含めて建築会社は乱立しています。
当然、創業間もない会社では上記のような組織や体制は出来てないので、肝心の現場がお粗末になりやすいのです。
私の経験で言えば、少なくとも建築会社は10年以上の実績は欲しいところです。
でないと、何十人もの職人が関わる家づくりはなかなか巧くはいかないものです。
次に、上記項目を確認する方法ですが、検討している担当者にダイレクトに投げかければよいでしょう。
優秀な営業マン、顧客志向を持つ建築会社であれば、きっと施主が求める答を形にして見せてくれるものです。それを面倒がって簡単に口頭だけで済ませるような担当者であれば、止めてしまえばよいのです。施主の期待に応えてくれないということです。
今までの比較検討材料といえば、表面的なコスト、プラン、工事費、営業マンの人柄、ブランド程度であったところに問題が潜んでいたのです。
完成までのプロセスに目を向けることをお勧めします。