建売住宅のイメージは一体どんなふうでしょうか。
以外と多くの人が“安かろう、悪かろう”という印象を持っているようです。
ではその印象は正しいのでしょうか? 建売住宅と注文住宅のコストにからむ違いを確認してみましょう。
その前提としては
建売=売主⇔施工店…お互いプロ
注文=施工店⇔一般顧客…プロ対素人
| 建売住宅 | 注文住宅 | |
| 完成に要する時間 | 双方の都合で打合せ、時間短い | お客様の都合次第、時間要す |
| 資金回収 | 売上時期に合せ竣工、資金回収早い | 施主次第、長期化、資金回収遅い |
| 仕様設備 | 基本仕様が決まっている、決定早い | 都度打合せ、顧客次第 |
| 図面打合せ | プロ同士、話早い | 手間・時間相当に要する |
| 内装仕上げ | 〃 | 複数回の打ち合わせ 時間要す |
| 図面修正 | FAX/メールでもOK | 都度打合せ |
| 間取り | 万人向け、即決に近い | 度重なる打合せ |
| 施工棟数 | 一現場、複数棟施工 | 一現場、一棟施工 |
| 施工管理 | 複数棟を一人で管理 | 一現場を一人で管理 |
| 工期 | 概ね3か月で竣工 | 4か月以上(現場打合せ実施の為) |
| 仕入 | 複数棟まとめて発注(安価) | 個別物件ごとの発注 |
| 現場仮設 | 複数棟共通使用 | 現場毎に必要 |
| 利益率 | 低利益(人・時間最低限でまかなう) | 人・時間多大に要す。利益要 |
このように建売と注文では完成までのプロセスがまるっきり違います、だから建売住宅は注文住宅と比べると安価に提供できるのです。
もちろん注文住宅であれば、“思い通りの家“が叶い、建売の場合は決まり切った間取りという制約があります。
ここでは建売=“安かろう、悪かろう”を前提としていないことを理解していただきたいと思います。自由設計にこだわりがなければ選択肢も増えるということです。
以上が大項目で、建売の仕組みです。これで安価な理由はある程度理解できたと思われるので、次回は建売住宅が安全を謳う「建物保証・第三者機関」が、工事中どんな検査をしているのか、会社毎の違いをお知らせしましょう。