| ジューン・ブライド(6月の花嫁)といわれるように夏は結婚式のシーズンです。我家にも結婚式の招待状が届きました。結婚するのは西海岸に住む古い、古い友人の長男のジョシュア君。生まれたときから知っている子です。まるで手作りのような素朴な招待状とともに封筒には小さな印刷物が入っていました。そこには二人がブライダル・レジストリーをしたお店の名前が数件書かれていました。 ブライダル・レジストリーとはブライダル=結婚の、レジストリー=登録。結婚する二人が新生活に必要な品々をお店で選びそのお店に欲しいもののリストを預けておくシステムです。聞くところによれば1920年代にシカゴのデパートが始めたシステムとか。結婚祝にトースターが3個も重なって届いてしまったり自分の趣味に合わない品が届くよりは本当に欲しいものを結婚祝いにいただきたいということから始まったアメリカらしい実用的、“ちゃっかりした”システムです。昔は食器や銀器などが多かったことと思われますが生活スタイルの変化とともにブライダル・レジストリーも様変わりしています。 |
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| ジョシュア君の結婚式の招待状 | |
| インターネットの時代のブライダル・レジストリーはインターネットでショッピングができるようになりました。カップルの選んだお店のサイトに行き、まずはカップルの名前、結婚式の日付けや住所を入れます。するとカップルの選んだ品々のリストを写真とともに見ることが出来ます。それぞれの品物の隣にはカップルの希望している個数、すでに購入済みの個数、そして単価が書かれています。たとえばロイヤルダルトンのティーカップを希望は8客、すでに購入済みが3客、そして単価が$35 と言う具合です。このリストを見て贈り主は趣味、予算にあった贈り物をするのです。 |
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| 話は前後しますがこのブライダル・レジストリーを作っているカップルをデパートなどで見かけることがあります。カップルはお店の中を歩きながら品物を手にとってはバーコードを読み取る機械で欲しいもののバーコードを入力しリストを作っていくのです。 今の時代、結婚するカップルはそれぞれ独立した住居を持っているか、又はもうすでにいっしょに生活をしている人が多いのです。したがって新生活に必要な品の種類も以前とは様変わりしてきています。そこでブライダル・レジストリーをする店もティファニーのような高級店からホームディポといったDIYのお店まで様々です。ホームディポではタオルかけから電動工具、家電までそろえることが出来ます。自分たちの幸せを恵まれない人とわかちあいたいという心やさしいカップルの為には品物の代わりにカップルの選んだチャリティーに寄付をしてもらうという究極のブライダル・レジストリーのサイトまであります。 (インテリアデザイナー しだ ひろこ) |
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