【家づくり講座 (12)】 200年住宅とは

政府が推進している“200年住宅”とはどんな内容か、そしてその導入背景を紹介しましょう。
平成18年6月にストック重視、市場重視の新たな住宅政策の基本法「住生活基本法」が制定されたのでその中身を確認します。
 我が国は、成熟社会にふさわしい豊かさを実感できていないという現状があります。さらには、少子高齢化による福祉負担の増大、地球環境問題や廃棄物問題が深刻化しています。これは今までの「つくっては壊す」というフロー消費型の社会に問題があったと考えられ、これからは「いいものをつくって、きちんと手入れをして、長く大切に使う」というストック型社会への転換が急務と考えられています。
ストックそれを住宅に置き換えれば、長持ちする住宅ということで、従来は30年サイクルで建替えしていたものを200年にしようということなのです。この住宅が普及すると以下の3つの効果があるとされています。

1 超長期にわたる安全な暮しの実現
   大地震にも耐え、その後も数世代にわたり使用可能
2 「ゆとり」のある国民生活の実現
   住宅の建設・取得・維持管理の為の国民負担を従来の2/3に縮減可能
3 環境負荷の低減
   住宅関連の産業廃棄物を年間約1000万t削減可能
   CO2排出の削減にもつながる

では超長期住宅とはどんな住まいを指すのでしょうか。高耐久性・高耐震性・高可変性の3つです。長期間メンテナンスやリフォームを繰り返しながら建替えない強い構造骨格が求められています。しかし強い構造体を造ることは歓迎されますが工事費が現状より2〜3割アップすると言われています。自分が住むことのない100年、200年後の為に余計なコストが掛かる、これを素直に受け入れる人ばかりではありません。その為に政府挙げて様々な優遇措置や政策で数年がかりで普及に努めようとしています。
200年住宅、環境問題と国民の豊かさに直結した意味のある政策です。ぜひ、新聞やTV報道には興味を持って頂きたいと思います。
 次回は環境に貢献する設備、ソーラーパネルを紹介します。

 

(株)ウィン・セールスコンサルティング 鈴木 宏行

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