【家づくり講座 (15)】 給湯器の知識

給湯器には号数が設定されていますが、それは何を示しているのか。
給湯量に違いがあるだろうことは誰もが考えることですが、本当の設定条件は少々違うのでここで紹介します。

 

号数…水温+25℃のお湯を1分間に何リットル出せるかを示している。
例えば水温17℃の時に+25℃である42℃のお風呂を沸かします。
その時に24号であれば24リットルの給湯ができるということです。
ですから夏と冬では水温そのものに違いがあるので、沸く時間に差がでるわけです。

 

■給湯量を求める計算式
毎分給湯量=(号数×25)/(湯温―水温)
参考例:冬場水温5℃→42℃へ  浴槽280ℓ
16号 (16×25)/(42−5)=10.81ℓ 沸き上がり時間 26分
20号 (20×25)/(42−5)=13.51ℓ 沸き上がり時間 21分
24号 (24×25)/(42−5)=16.22ℓ 沸き上がり時間 17分
このように号数が大きければ同時給湯の快適性を得られるだけでなく、短時間でお風呂が沸き上がるというメリットがあります。
但し、短時間=省エネかというと、それ程期待出来ないというのがガス会社の見解です。
大きな能力の給湯器を稼働させるには、それなりにガス消費量も大きくなるというのが理由のようです。
もちろん電気代に付いては時間短縮=省エネにつながるでしょう。

 

続いて給湯器にも一般品と高効率タイプ(エコジョーズ)がありますので、その省エネ度を確認します。
エコジョーズとは先述のように効率の高い給湯器です。一般品の熱効率が80%に対して、エコジョーズは95%まで向上させました。その結果得られるメリットは3つあります。
1.CO2発生が13%減少
2.年間ガス代が一般家庭で15,000円減
3.ガス料金3%割引

 

もちろん高性能器なので購入費は従来品と比べると8万円程アップしますが4年程で回収できます。エコ商品はどうしても初期投資が割高になるのはまだ仕方ないのでしょう。

 

次回はガスで発電“エコウィル”システムを紹介します。

(株)ウィン・セールスコンサルティング 鈴木 宏行

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