『本のソムリエ』というお仕事があるのをご存知ですか?
溺れるほどある本の中から、その空間のコンセプトにあった本をセレクトし、ディスプレーするというお仕事です。
先日テレビで見たのは、『本棚』そのものをプロデュースする本のソムリエさんでした。結婚式場に、カフェに、レストランに、・・・開店準備の段階からお店づくりに加わって、見せる本棚、お客さんが手を伸ばしたくなる本棚をつくっていく。本を単に飾るのではなくて、その場所で出会ったその一冊に意味を持たせていく、というソムリエさんでした。・・・ステキなお仕事ですね。
家を建てるときに、『本棚』をひとつの主張として組み込んでみる、というのはいかがでしょう?
例えば玄関に、例えば踊り場に、例えばリビングに・・・。
この家はこんな家ですよ、今わたしはこんな気分ですよ、と来てくれた友人に、あるいは家族に伝えていく。もちろん、自分ひとりのムフフの空間となってもいいわけですが。
大切なのはたぶん、お花を生けるのと同じように、季節や気分によって本を入れ替え、ディスプレー自体を楽しむこと。
想像してみてください。・・・玄関に創りつけられた小さな本棚、そこに数冊の本が並んでいる。中には絵本も。
宅配屋さんのお兄ちゃんが、ハンコを待つ間、フト一冊の絵本に目を留め、おもわず手を伸ばし、パラパラとページをめくる。
・・・いや、わたしは嫌いじゃないですよ。そんな光景。