<国語力を飛躍的にアップできる可能性は誰にでもあります!>
国語の成績をアップしていこうと思っても、二の足を踏んでしまう学生は意外に多いようです。
学習指導に携わらせて頂く際に、面談をさせて頂くと「国語はまったく自信がないです」という生徒が多くいらっしゃいます。
また、「活字を追うこと自体が嫌い」、あるいは、「本を読んでも何が面白いのかがよくわからないし、どう読んでいいのかがわからない」という生徒も数多くいました。
しかし、それは一種の思い込みに過ぎない場合が多いのです。
本人が「苦手」だと思っていても、たいていは、一緒に学習を進めていくと口頭での質問にもしっかりと答えられます。
それなのに、「なぜ自分は国語が苦手だと思うのですか?」と聞くと、塾のテスト結果などが根拠になっているようです。
偏差値が低い場合、それだけで、「国語は不得意なのだ」と思い込んでしまうのだろうと思います。
しかし、本人が解答をした内容をよく見てみると、「ダメ」なわけではなく、ある答えについては非常に完成度が高い場合があります。
そして、再度授業で問題文を読みなおして頂き、そのことについて質問をしてみると、きちんと本質をとらえていたりする生徒も多いのです。
そんなときは、「よく理解できているのだから、自信を失う必要などまったくありませんよ」と声をかけ、まずは「文章をどのようにしたら正確に読み取れるのか」という基礎からスタートします。
文章が理解できるようになり、「国語ができない」という思い込みから脱皮できると、国語の読解に対して柔軟性のある思考力がだんだんと培われていきます。
ぜひ、お母さまも「うちの子は国語が苦手・・・」という思い込みを捨てて下さい。
国語は、「読む力」を育むことで大きく成績を伸ばせる教科です。
大切なポイントは、日頃から楽しく多くの言葉を学びとり、活用していくこと。
そして、自分の興味のある分野について書いてある文章から活字に触れることです。
例えば、野球に興味のある生徒は、野球のルールについて書いてある本や野球選手のエッセイなど、「面白い」と思えるものから読んでいって、活字の楽しさを感じて下さい。
また、親子で会話を楽しんだり、お互いに読んだ本の内容を相手にお話したり、といったことでも飛躍的に国語の能力を高めることにつながります。
そもそも、「自分は読解力がない」と悩んだり、「国語は一体どのように学習すればいいのか」と疑問を持っているということ自体、学習に対する「問題意識を持つ能力」は非常に高いのです。
国語は、日本語。すなわち、自国のことばです。
まずは国語というものに素直に向き合うことから始めて欲しいと思います!
苦手意識を持ちすぎず、楽しくことばや文章理解のための学習に取り組んでほしいと願っています!
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