本物の輸入住宅を目指して Vol.45 ‐ 収納スペースを考えよう −

para_20141201.jpg最近の住宅は、各部屋の収納も造り付けが普通になってきましたが、収納が十分足りているという人はどのくらいいるでしょうか。


私たちが輸入住宅のプランを考える時は、幅1.8m 高さ2m 奥行70cm 程度の収納空間を子供部屋などに必ず設置します。また、ご夫婦が共用する寝室には大きめのウォークイン・クローゼットを計画し、それ以外にはどこかに納戸(物置)スペースも取るようにしています。


ただ、限られた敷地の中で限られた予算で家づくりをする際には、収納をなかなか取れなかったというおうちもあるように思います。実際、私たちが輸入住宅のメンテナンスを依頼された際に、収納用のクローゼットを増設したいという相談を受けることがよくあります。


そうしたおうちでは、造り付けの収納空間に入りきらなかったものや服を、部屋の中にタンスを置いて仕舞い込んでいるなんて状況になっています。だから、その分部屋が狭くなって、ストレスを感じているんですね。


そんな時、私たちはまずものの処分や整理を提案しますが、それだけでは問題を解決することは出来ません。収納出来なくなったものが、洋服なのか食器なのか、はたまたアウトドア用品なのかをチェックして、それに合った収納空間をアレンジしましょう。


もしかしたら、使っていなかった和室をクロークに改造したり、キッチンの使い勝手やレイアウト・デザインを見直したりすることがあるかも知れません。


新築時にそうしたことを予め計画することが一番ですが、最初からそれが出来れば苦労はないですよね。そんな人は、外壁を塗り替えたりする機会を利用して、インテリアをリフォーム・リノベーションしてみることを考えましょう。収納が進化すれば、生活も楽しくなるものですよ。勿論、その際、要らないものの整理も忘れないで。


収納でお困りの方、新築・リフォームをご計画の方は、信頼のおけるビルダーさんにご相談下さいね。


建築コンサルタント 村瀬雄三
有限会社 ホームメイド 代表取締役


バックナンバーはこちら→「本物の輸入住宅を目指して」

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